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今年の12月で3年になります。

麻痺性斜視手術を受けて、
プリズムメガネを使わずに、
正面が1つに見えるようになって、
12月で3年になろうとしています。

早いものですね…。
プリズムメガネで過ごした2年間よりも長くなりました。

こうやって、私が受けた手術の事をブログのトップ記事にし、
全国の方とメールで繋がり、
ご相談やアドバイス(役に立てたかどうか微妙です)を、
させて頂くようになってからも、12月末で3年になろうとしています。

きっと、かなり長文になりますと、先に書いておきます。
自分でも、どうまとめていいのか…どう伝えていいのか…。
もう、1年以上前からずっと考えていた事なのですがまとまらず、
今まで過ごしてきたので…。

こうやって今までを振り返りながら書くしかないかと思っています。
なので、どれだけ長い記事になるか分かりません(汗)


過去に遡ります・・・。

プリズムメガネがいらなくなるかもしれない、
という方法を知ったのが3年前の夏です。

斜視手術で複視を改善出来る方法がある事は、
開頭手術をした同じ病院の眼科医師から説明は受けていました。
しかし、健康な目の筋肉を調整して麻痺側の目に合わせる手術というのが、
私には納得出来なかったし、受け入れられませんでした。

なぜ?良い方を悪い方に合わせるんだろう?
麻痺側だけの手術で改善できないのか?
健康な目だけが頼りの生活になっていたので、
この健康な目にメスを入れる事は、絶対に無理だと思いました。

簡単に手術というけれど、開頭手術で複視の後遺症が残り、
手術する事で、何かリスクがおきる確率は、どんな安全な手術でもゼロではない!
という事を、身をもって経験したからです。

主治医や他の眼科の医師数名にも、麻痺側の手術は無理なのかと聞きましたが、
麻痺側の手術は出来ず、健康な目の手術しか出来ないと言われ、
だったら一生プリズムメガネでの生活を送ろう!と決めて過ごしました。

そう決めてから1年半後に、麻痺側の目だけの手術方法があると知りました。

最初信じられませんでした…嘘じゃないかと思いました。
今でも、その事を知らされた瞬間を思い出すとドキドキします。
夢みたいな話だったんですよね。
麻痺側の手術は出来ないと諦めていましたから。

プリズムメガネは必要なくなる手術と言われ、
本当に、このメガネなしの生活を送れるようになるんだろうか?
と信じ難い気持ちでしたから…直ぐには手術を決められず悩みました。

麻痺側の手術は健康な目の筋肉を触るのと違い難しい手術である事。
健康な目の手術よりも、術後の戻りがおきる確率が高い事。
でも、再手術は可能である事。
正面を1つに、そして限られた方向を1つに、又は見え易くする事は出来るけれど、
今まで1つに見えていた方向に複視が出る可能性がある事。
眼球だけ動かして見る方法だと複視が出るので、
見たい方向に顔を向けないといけない事(プリズムメガネと同じ)。

色々教えて頂きましたが、それを経験者に相談する方法がありませんでした。
その病院で手術を受けた人も、同じ手術を受けた人も。。。
私の周りには1人もいませんでしたし、ネットで検索してみても出合う事が出来ませんでした。

頼れたのは…手術が出来ると言ってくれた先生だけです。
先生が一番大きな頼れる場所なのは当然なのですが、
それでも経験した人に聞いてみたい事…手術してどうだったかの話…沢山ありました。

誰にも相談出来ず、先生だけを信じて、
期待と期待より大きい不安を、手術するまでずっと抱えて過ごしました。

初診の8月から手術する12月までの4ヶ月間は、
これは…過ごした人じゃないと分からない気持ち…でしたね。

でも、1つだけ決めてました。
自分でも検索して調べて見つけられなかった麻痺側だけの手術方法がある事を、
もし手術が上手くいってメガネがいらなくなったら、
ブログで情報を伝えよう!と。

麻痺側の手術が出来ないばかりに諦めている私みたいな人がいれば、
情報を伝える事で、少し道が開けるかもしれないと思いました。
じゃあ私が自分で自分を手術の実験台だと思えばいいや!って。

そう考えると、不思議と手術を受けるのがワクワクする出来ごとになりました(^^)
そこは、相変わらず…持って生まれたポジティブ精神だったんだと思います。

入院中2度の手術で、プリズムメガネなしで退院する事が出来ました。
行きの飛行機から見た雲は重なって沢山見えたのに、
帰りの飛行機から見た雲は、全部1つずつクッキリ見えてました。
複視になってからの2年間のおもりが取れて、気持ちの方が楽になった感じでした。

新しい見え方に慣れるまで、日数は必要でした。
1つに見えても、傷の痛みや見え方の違和感、
これがいつまで続くのか、治っていくのか?
誰にも聞けません。

経験した人に聞きたかったですね・・・。
手術するお医者様でなく、経験者の話です。

でも、私は、その期間もずっと1人で調べては納得させ自力で解決し過ごしてました。

それから、もうすぐ3年です。
年齢と共にやってくる老眼の為の老眼鏡が必要になり、
手術後1年経った頃に、もともとあった軽い乱視の乱視軸が変化した事から、
乱視用のメガネを作りました。

今年に入ってからですが、僅かにズレがある時があり、
戻りがきたかな…と不安になった時もあります。

私の場合、手術で調整しなければならない筋肉の調整量が、
私の脳の修正力が強くて、とても少なく調整してあります。
検査で出た量で調整すると、
例えば下にあった物が真っすぐよりも上にいってしまって逆転してしまうから。

なので、私の場合は脳の修正力で、かなりの部分を修正しているという事。

7月に受けた診察で、やはり加齢による修正力の低下があると言う事で、
再手術が出来るかどうかの検査だけして頂きました。
結果は、もし手術が必要になっても、又麻痺側のみでの手術は可能。
それが分かれば、一安心です。

でも、まだ手術はしませんよ(^^)
なんでか?
私は、自分の脳の修正力を回復させたいし、回復出来なくても維持したい。
加齢になんて負けたくない!
修正力で、まだ見え方を維持し回復できるのなら、
年だから…仕方ない…なんて、そんなものは受け入れず、
いくらでも脳の活性化をする方法を考えたいし、
見え方を良くする為に何が出来るかを考え維持したい!

先生からも、疲れるでしょう?と言われました。
はい、確かに疲れる事もあります。

でも、まだ自分の力で頑張りたい!手術は最終手段です!(^^)!
またこれも…誰にも相談することもなく、自分で考え調べ結果をみつけ結論を出す。

ここまで…凄く長くなりました…申し訳ありません。
でも、私が過ごしてきた約3年も書かないと説明できないんですよね。

ブログで、同じ複視で辛い思いをしている人とメールで連絡を取り合う。
なぜメールなのか?
オープンのコメント欄のみでもいいんじゃないのか?

自分の病気の事を伝える事は、
なかなかオープンな場所では難しい場合がありますよね。
あまり、大勢の人の目に触れられたくないと思う人もいます。
メールで1対1なら、上手く伝えられる事も多くあります。
その気持ちを考えてのメール対応でもありました。

それから、私は自分が手術した病院名を公開しない事にしていたので、
それをメールで伝える為もあります。

病院名を公開しないのは、病院に迷惑をかけたくないからと、
もう1つの理由があります。

私とメールでやり取りをした方は分かると思いますが、
私は、この手術が全て良いとは伝えていません。
ぜひ手術受けて下さい!必ずよくなります!と、絶対伝えません。

手術を受けても健康な頃の見え方にはならない事。
正面以外の複視は残るので、複視から完全に解放される訳ではない事。
手術後も、複視とは仲良くしていかなければならず、
神経の麻痺が改善しない限り、麻痺を受け入れて、
正面だけでも1つになって良かったという気持ちを持つ事が必要な事。
あまり細かい事を気にしたり、細かい見え方を気にされる方には、
この手術をしても満足する結果は得られない事。
正面以外の見え方に関しては、大らかな気持ちを持って過ごさなければいけない事。

…とにかく、良い面そうでない面…事細かく伝えたい事が沢山あり、
皆さんそれぞれ不安な事、聞きたい事が違う為、コメント欄での対応は無理だと思いました。

どちらかと言うと、この手術を受ければ治る!?という大きな期待を、
私はメール対応の中で、一度全部崩す事をしています。

メール下さる方からは、やっと方法がある事を知って嬉しい気持ちが伝わります。
しかも、私の過去の記事を読まれているので、
仕事を2つに運転も出来る位、健康な頃に戻れる手術だと思われています。

仕事に運転…出来るけれど、運転は住んでいる環境もあるし、
運転する場合のコツや、自分でやれるという根拠のある自信も必要な事なので、
正面が1つになっても、全ての人が運転出来るとは限らないんです。

ただ、運転に関しては、片目でも運転している人は沢山いますので、
正面が1つになれば、
その方達の頑張りよりは、遥かに少ない頑張りで運転は可能と思います。

私が、色々な事に挑戦している事をブログに書くので、
何もかもが健康体の頃になれる!と誤解を与えている事も問題だなと思います。

でも、私も出来ない事が沢山あるし、
健康な頃に出来ていたけど諦めている事もあります。

色々な方向に体を向けて仕事をしている時に、
流れる映像やズレた映像を見ながら、
ここが1つに見えたらな…とか、
健康な目だったら、こんなに疲れないで、もっと動けるのにな…とか、
もっと頑張れるのにな…。
目…痛いなとか、そのせいで頭痛いな…しんどいな…とも思う事があります。

健康な頃ってどう見えてたっけ…とか。
球技したいな…でも、迷惑かけるし出来ないな…。

出来なくなった事いっぱいあるな…健康体に戻りたいな。

私だって、そういう気持ちを持ってしまう事があります。。。

手術後も、そういう気持ちを持ちながら生活しているのが事実です。

でも!
手術して良かった事の方が、私は沢山あるんですね。

プリズムメガネがいらなくなった。
長距離運転が苦じゃなくなった。
メガネなしで、相手の顔を真っすぐ1つに見える。
見え易い方向に頭を傾けなくなった。
静止で顔が正面なんて、
実生活の中でそんな場面は少ないかもしれないけど、
それでも1つに見える所が1ヶ所でもある。

目も全身も疲労を感じると見え方が悪くなる事があっても、
健康な眼筋に引っ張られている感覚が辛い時があっても、
正面以外に複視があっても、
手術しても出来ないままの事があっても。

それでも、出来るようになった事や嬉しい事の方を思う事が多いから、
全てのマイナス要素はチャラに出来ています(^^)

頂いたメールを読みながら、対応しながら、
数通のメールで終わる事もあれば、大変な数のメールのやり取りをする場合もあります。

誰かに初めて相談出来た事を喜ばれたり、
何かあっても相談出来る場所がある事を喜んで下さったり、
私は、そのどれも誰にも出来なかった事で、気持ちが理解できるので、
私も嬉しいと思います。

3年間の間には、私と同じ手術をされた方も沢山おられます。

運転出来るようになっている方や、戻りがなく過ごされている方。
仕事に復帰出来た方もおられます。
他の場所は複視があるけど、正面が1つになりそれだけで幸せと言う方、
複視は少し残ったけど、黒目の位置がが正面で外見上改善されたので、
又複視改善の再手術が出来ないか挑戦してみます!と、
喜ばれている方もおられます。

しかし、術後戻りが出て再手術された方もいますし、
運転は、やはり難しいと判断された方もいますし、
手術後も、正面は1つでも自分が想像していた結果ではなかったと、
手術を後悔している方もいます。

悪い物を摘出して取り除くような、完治を目的とする手術ではないのが、
斜視手術なのだと思います。

これは、強くお医者様にも言いたいのですが。。

手術で複視が治りますか?という患者の期待に、
お医者様は「手術で複視が治せます」と仰る場合があります。

患者の「治りますか?」は、
健康だった時の自分を想像して聞いてるのだと思って欲しいです。
それに対して、お医者様は、
「手術で治せます」や「ある程度複視は治せます」等と答えている場合があります。

治る=健康な頃に戻れる!が、患者側が受ける印象かなと思います。

私にメール下さる方も、最初そういう風に捉えている方が多いです。

なので、治るのではなく、今の状態を改善する手術ですと伝えます。
治るというのは、神経の麻痺が回復して治った時が治るだと思います。
麻痺が治れば、健康な頃と同じですから。

手術を受けても正面が1つになっても、麻痺は治っていない以上、
それは治せるではなくて、改善だと思うんです。

私のブログを読んで期待をもって連絡くださった方には、
とても可哀相な事をしていると思いますが、
一度、冷静になって、この手術がどういうものなのか、
自分の期待通りの結果が得られるのか、
自分は、手術に何を求めているのか…。
手術をする際に、戻りが出ても何度でも手術を受ける覚悟はあるのか。

一度落ち着いて考えて欲しいと思うから、
メールを使って、期待を全部崩す方法をとっています。


凄く長くなっています(泣)

実は、この1年ほど。。
このメールでの対応と、ブログで情報を伝える事を中止しようかと何度も思ってきました。

手術で満足する結果を得る人もいれば、そうでない人もいる。
手術しなければ良かったと思う人もいる。

手術する先生の技術や病院側の問題ではなく、
この手術がどういう手術なのかを、
しっかりと考えて受け入れる事は大事な事だと思うのです。

下記のリンク先の記事の中に、私も伝えたかった事が多く書かれています。
「斜視とは…斜視の原因、治療、手術」

この記事を書かれた先生は、私が手術を受けた先生ではないですし、
この先生の情報は全くありませんが、
内容は、私が伝えたい事が・・・沢山です。

私がブログで情報を発信する事…メール対応する事。
これが果たして、良い事なのか逆なのか…。

いくら考えても考えても、答えが出ないままで1年過ごしてます。

手術して後悔したりする人がいるのなら、
どれだけ言葉で伝えても、理解しやすい言葉に変えても、
何度もメールを重ねても、それは私の説明不足だと思う・・・。

ならば、こうやって情報発信を終わらせる時が、
来ているのかもしれないと思っています。

勿論、まだ簡単に答えは出せないので、もう少し考えます。

この3年間で、私が相談出来る人が出来た事に、
とっても感謝しています!

長文・・・ごめんなさい。





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